常総地方広域市町村圏事務組合

新庁舎建設

新庁舎建設が本格的にスタート

つくばみらい消防署谷和原出張所(つくばみらい市加藤)と同署東部出張所(つくばみらい市台)を統合し、令和10年4月運用開始を目標に、みらい平地区周辺に(仮称)みらい平消防署新庁舎を整備します。

現在は、つくばみらい市立富士見ヶ丘小学校南側を新庁舎建設候補地(地図はこちら候補地地図)として、(仮称)みらい平消防署建設事業計画住民説明会を2回実施いたしました。
第1回住民説明会
日  時:令和5年3月26日(日)10時~    
場  所:つくばみらい市東楢戸西楢戸入会地4 谷和原公民館谷原分館
対象地区:西楢戸地区


第2回住民説明会
日  時:令和5年4月23日(日)10時~
場  所:つくばみらい市加藤237 つくばみらい市役所谷和原庁舎
対象地区:東楢戸地区 富士見ヶ丘地区(候補地から半径200mのエリア)


住民説明会資料(第1・2回共通)はこちら 
(仮称)みらい平消防署建設事業計画住民説明会資料(1,794KB)


主な質問及び意見
〇候補地について
Q.この場所を選定した理由は?
A.みらい平駅が開通し、人口の分布が駅周辺に集中してきたこと。鬼怒川の決壊で水害を経験したことをきっかけに、消防力適正配置検討委員会を立ち上げ議論を重ねました。そこでつくばみらい消防署谷和原出張所と同署東部出張所を整理統合し、みらい平地区に消防署を建設する結論に至りました。候補地を検討し、面積が確保できる場所が、つくばみらい市立富士見ヶ丘小学校南側を候補地として選定いたしました。
Q.騒音問題について、小学校の隣に消防署が建つと、子供たちへの学習環境にも影響がゼロではないと思います。
A.県内の消防署で学校から200m程度に立地している消防署について調査したところ、いずれも騒音等に対しての問題がなかった事を確認し、令和4年12月につくばみらい市教育長、つくばみらい市立富士見ヶ丘小学校校長等にも説明いたしました。
Q.建設予定地の脇にある道路について、高低差もありどのようになるのか?
A.周辺道路はつくばみらい市の市道となります。消防車両が出入りするために道路も強固なものにしなくてはなりません。今後、高低差も考慮してつくばみらい市に指導を仰ぎながら、設計していきます。
Q.地権者と交渉して理解が得られなかった場合は、候補地を変更するのでしょうか?
A.得られなかった場合には、変更することになると思います。

〇新庁舎について
Q.整理統合せずに消防署を新設し3つの消防署で運営することはできないか?
A.統合せずに、つくばみらい消防署谷和原出張所と同署東部出張所をそのままにして救急車
と消防自動車のペア運用をするためにはそれぞれ10名の職員を増やす必要があり、人件
費の増加が見込まれます。現在の財政状況ではかなり厳しいです。同じ消防力を維持する
ために消防署を減らして、場所を移動し同じ人数でペア運用ができるような体制にするた
めに統廃合という結論になりました。
Q.(仮称)みらい平消防署の総人数及びつくばみらい消防署谷和原出張所と同署東部出張所
の人数は?
A. (仮称)みらい平消防署は総数43名を予定しています。常時勤務する人数は15名です。
つくばみらい消防署谷和原出張所と同署東部出張所はそれぞれ15名で合計30名です。
Q.(仮称)みらい平の消防署の配備車両は?
A. 配備車両については、8台でスタートする予定です。内訳は、1500リットルの水を積んだ消防ポンプ自動車1台、600リットルの水を積んだ消防ポンプ自動車1台、救急車2台、1万リットルの水を積んだ大型水槽車1台、広報車2台、指揮車1台、令和18年に救助工作車1台を追加配備する予定です。
Q.新しい消防署の高さや階数は、決まっていますか?
A.現在の計画では2階建てを予定しています。
ただし、付帯設備として訓練塔も建設予定ですので、訓練塔はそれ以上の高さになると思います。
 
〇旧庁舎について
Q. つくばみらい消防署谷和原出張所と同署東部出張所はどうなるのか?
A.庁舎の利活用については、今後検討していきたいと考えています。
Q.出張所2つを統合して消防署を建設するにあたり、現在のつくばみらい消防署は、どうな
りますか?出張所になるのですか?
A.現在のつくばみらい消防署は、出張所として人員を減らす予定です。
Q.廃止される消防署の近隣の方には、説明したのですか?
A.廃止する説明会も今後実施したいと考えています。この計画を説明させていただき、ご理解を得たいと思います。

〇出場について
Q.出場頻度について
A.令和4年の救急件数は、つくばみらい消防署で1,036件、つくばみらい消防署谷和原出張所と同署東部出張所の合計件数が1,312件となります。火災については調査出場も含めつくばみらい署下で約600件です。
Q.救急出場する一番多い時間帯と曜日を教えてください。
A.夜間より日中の方が多いです。気温や気候によっても変わります。
Q.守谷市や常総市に近い地域は、どこから出場しますか?
A.災害現場から一番距離の近い車両を選択して出場が決まります。地域別に出場車両は決まりません。例えば、小絹地区は守谷消防署から、西ノ台地区は水海道消防署から出場となります。
Q.候補地の南側から県道に出るときに、駅に向かうには鋭角に左折しなければならないと思うのですが?信号とかできる予定はありますか?
A.配慮は必要と思います。信号については、今のところ検討はしておりませんが、今後、検討していきたいと思います。

〇ご意見
・1日4,5回は出場サイレンが鳴るということですので受け入れがたいです。
・説明会の案内に、建設予定地が書いてなかったので、どこに建つのかわからなければ当事者意識も生まれてこない、自分の家の周辺に空き地がなければ関係ないのかなと思われて参加しない人もいると思います。小学校の近くに消防署が建つと知っていれば、当事者意識を持って説明会に参加する人もいるのではないでしょうか。小学校の近くに建設することで、学習環境に影響が出ることがゼロではないと思いますので、候補地としては外すべきではなかったのではないでしょうか。

計画に至るまでの経緯
平成30年度の常総地方広域市町村圏事務組合消防力適正配置検討委員会の答申をもとに策定した「第四次常総地方広域市町村圏事務組合消防基本計画」(令和元年8月)を踏まえ、消防庁舎の整理・統合、移転及び更新等による財政負担の軽減・平準化を行い、現状施設の適切な維持管理並びに消防庁舎等の長寿命化を図ることを目的として、令和2年3月 「常総地方広域市町村圏事務組合消防本部総合管理計画(改訂版)」を策定しました。

「消防力最適配置調査報告書(概要版)」はこちら
消防力最適配置調査報告書(概要版)(1,784KB)

「第四次常総地方広域市町村圏事務組合消防基本計画」はこちら
第四次常総地方広域市町村圏事務組合消防基本計画(3,467KB)

「常総地方広域市町村圏事務組合消防本部総合管理計画(改訂版)」はこちら
常総地方広域市町村圏事務組合消防本部総合管理計画(改訂版)(1,163KB)